ジェーン・エア
2012/03/07 16:35:24
ナイチンゲールも読んでいたらしき「ジェーン・エア」
そこで、さっそく読んでみることにしました。
『Jane Eyre』(ジェーン・エア)は、シャーロット・ブロンテの作品。
1847年に出版されました。シャーロット・ブロンテは1816年生まれですから
ナイチンゲールよりも4歳年上です。妹のエミリーは「嵐が丘」の作者として有名です。
こちらも、機会があれば読んでみたいと思います。
人生における命がけの選択が続きます。
どの生き方を選ぶのか、どう返事をするのか、
何を言えばいいのか。また、云うべきではないのか。
ジェーンが選んだ道には、読者の想像を越える波乱に継ぐ波乱が待ち受けています。
生きるべきか、死ぬべきか。
罪なき罪を犯すべきか、だまって去るべきか。
一度本を開くと、途中で投げ出すわけにはいかなくなるのです。
どうしても、ジェーンのゴールを見届けたいという思いが次々と頁をめくらせます。
旧・新訳聖書からの引用も多いのですが、堅苦しい引用などではなく、
読者に何かを暗示しようとか、教訓めいたもの等、そういうよくある
作者の計画的な意図などは全く感じられませんでした。
引用箇所が本文にぴったりとまるで木工細工のパズルのように、
縁が美しく精密に削られぴったりと合わさっているように思えました。
また、大久保康雄氏の翻訳が素晴らしいのです。見事です。
独白もセリフも段落も長く、読点が連続する一文も長いものが多いのに。
通常はこうなると、何度か読み返さなければ意味が理解出来ないことがままありますが
情景がまるで映画のように浮かんできてスラスラと読めてしまいます。
ハーレクインも真っ青なすばらしい作品です。
そこで、さっそく読んでみることにしました。
『Jane Eyre』(ジェーン・エア)は、シャーロット・ブロンテの作品。
1847年に出版されました。シャーロット・ブロンテは1816年生まれですから
ナイチンゲールよりも4歳年上です。妹のエミリーは「嵐が丘」の作者として有名です。
こちらも、機会があれば読んでみたいと思います。
これは、なんともすばらしい本でした。
あらすじ--------------
幼い頃に両親を亡くしたジェーンが、その生涯を物語る一人称小説。
人生における命がけの選択が続きます。
どの生き方を選ぶのか、どう返事をするのか、
何を言えばいいのか。また、云うべきではないのか。
ジェーンが選んだ道には、読者の想像を越える波乱に継ぐ波乱が待ち受けています。
生きるべきか、死ぬべきか。
罪なき罪を犯すべきか、だまって去るべきか。
一度本を開くと、途中で投げ出すわけにはいかなくなるのです。
どうしても、ジェーンのゴールを見届けたいという思いが次々と頁をめくらせます。
旧・新訳聖書からの引用も多いのですが、堅苦しい引用などではなく、
読者に何かを暗示しようとか、教訓めいたもの等、そういうよくある
作者の計画的な意図などは全く感じられませんでした。
引用箇所が本文にぴったりとまるで木工細工のパズルのように、
縁が美しく精密に削られぴったりと合わさっているように思えました。
また、大久保康雄氏の翻訳が素晴らしいのです。見事です。
独白もセリフも段落も長く、読点が連続する一文も長いものが多いのに。
通常はこうなると、何度か読み返さなければ意味が理解出来ないことがままありますが
情景がまるで映画のように浮かんできてスラスラと読めてしまいます。
ハーレクインも真っ青なすばらしい作品です。
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